Youtubeで聴ける!落語初心者におすすめの演目11選【古典落語編】

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モルくん
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落語に興味あるけど、Youtubeにたくさんの動画があって、どの演目が面白いのか全くわからないよ!

初心者でもたのしめるおすすめの落語の演目は無いかな?

くま
くま

では、落語ファン歴1年のくまが、Youtubeで聴くことのできる、落語初心者さんにおすすめの古典落語の演目を、11席紹介しましょう!

どーも、くまです。(・(ェ)・)ノ

先日、落語初心者さんにお勧めできる、現代の噺家さんを古典落語、新作落語双方から紹介させていただきました。

でも、現在活躍している噺家さんもたくさんいますが、彼らがかけている (演じている) 落語の演目も、有名なものからマイナーなものまで、数え切れないほどあるんです。

落語初心者さんが、「まずはYoutubeで面白そうな落語を聴いてみよう!」と思っても、「どれを選べばいいのかわからないよ…」と悩んでしまうことでしょう。

そこで今回は、落語初心者さんが最初に聴いても楽しむことができて、それでいて「落語らしさ」を存分に味わうことのできる、おすすめの落語の演目を、11席紹介します!

落語初心者におすすめの演目11選〜古典落語編〜

今回くまが紹介する落語の演目は、すべて古典落語

大雑把にいうと、江戸時代の江戸を舞台にした、昔から演じられている演目の数々です。

数え切れないほどあると言われる落語の演目の中から、落語に接したことのない人でも一度は聴いたことのあるあの演目や、聴いたらきっと大笑いできる「これぞ落語!」といった演目、くまの大好きな人情噺の傑作など、Youtubeで楽しむことができるものを11席選びました。

それぞれ簡単に見どころを紹介していくので、ぜひリンク欄から再生して楽しんでみてほしいと思います。

『寿限無 (じゅげむ)』

【あらすじ】
親にとんでもなく長い名前をつけられてしまった「じゅげむ(以下略)」くん。
成長して何かがあるたびに名前を呼ばれると…。

まずは、「落語なんて聴いたことがないよ!」という全くの初心者でも、誰もが名前だけは耳にしたことがあるであろう、「寿限無」を。

落語家を志す前座さんが、最初に教わる演目でもあるということです。

この噺の見どころは、めでたい名前をこれでもかとつけられて、とんでもなく長い名前になってしまった「じゅげむじゅげむ(以下略)くん」の名前が何度も連呼される場面。

特に何か感動したり、爆笑したりするような内容ではないのですが、「名前がとんでもなく長い子どもがいたら」という仮定のドタバタ劇が、クスっと笑えます。

長い噺ではないですし、軽い気持ちで聴いて楽しめるので、小手始めにいかがでしょうか。

林家たい平「寿限無」

『まんじゅうこわい』

【あらすじ】
集まって酒を飲みながら、それぞれ「自分がこわいもの」を白状し合う江戸っ子たち。
そこに現れた、「怖いものなんて何一つない」と強情を張る男。
しかし彼には、誰にも言えない意外な「こわいもの (?) 」があって…。

次に選んだのは『まんじゅうこわい』です。

この噺も有名なので、耳にしたことがあるかもしれませんね。

見どころはなんと言っても、「こわい!こわい!」と言いながら美味しそうに男がまんじゅうを食べるシーン。

仕草がうまい落語家さんがこれをやると、本当に美味しそうで、思わずよだれがでてきてしまいます。

この噺も難解でなく、軽い気持ちで楽しめるので、はじめて落語を聴く初心者さんにおすすめできる一席といえるでしょう。

「饅頭こわい」柳家喬太郎

『壺算』

【あらすじ】
女房に言われて、水瓶を買いに行く男。買い物が下手だというので、買い物上手の友人を連れて行くが、この友人の買い方が…

続いて紹介する演目は、『壺算』。

なんとか勘定をごまかそうとする男と、それになんとなく騙されてしまう金物屋の主人のやりとりが、笑いを誘います。

言いくるめられてしまう主人のバカさ加減は爆笑ものですよ。

桂歌丸    壺算

『目黒の秋刀魚』

【あらすじ】
毎日贅沢三昧、鯛以外は食べたことのないお殿様。
あるとき目黒へ遠乗りに言った折、お腹が空いてたまらなくなったお殿様が出会ったのは、今まで一度も食べたことのない大衆魚、「サンマ」。
この美味しさに虜になったお殿様は、その後…?

続いては、『目黒の秋刀魚』を紹介させていただきます。

目黒で食べた秋刀魚の味が忘れられず、海に面していない目黒を秋刀魚の産地と勘違いしてしまうという、贅沢三昧、世間知らずのお殿様のお茶目さがかわいくて、笑えます。

【目黒の秋刀魚】 春風亭一朝

『時そば』

【あらすじ】
そばの屋台でそばを注文する男。店の名前、そばの器、だし、麺の硬さ、具など、店の隅から隅までを褒めながら、食べ終わった男は支払いを済ませ、去っていく。
それを見ていたぼんやり男。前の男の仕草をじっと思い返してみると、思わぬ秘密があって…?

次に紹介する『時そば』もまた、古典落語らしい魅力にあふれた作品です。

お客と店主のやりとり、掛け合いも楽しみの一つですが、個人的な『時そば』の見どころは、「そばを食べる仕草が、どれだけリアルか」です。

落語なので、小道具は一切使わず、扇子と手ぬぐいだけで、そばを食べる様子を表現しないといけないんですよね。

上手い人がやると、ほんとにそばの出汁の香りが漂ってきて、寒さが吹き飛ぶ感じがしますよ。

貼るのはもちろん、喬太郎師匠の「コロッケそば」(笑)。

柳家喬太郎 時そば - コロッケそば

『火焔太鼓』

【あらすじ】
商売が下手で、いつも売れない品を掴んでしまう古道具屋の主人。今日も今日とて、古ぼけた太鼓を仕入れてしまい、女房に叱られる。
仕方がないので小僧に太鼓を掃除させていると、その太鼓の音がなんと通りがかったお殿様の耳にとまり…?

今までは短めの、軽い噺を多く紹介してきましたが、これからは、トリが演じるような「大ネタ」を紹介していきます。

まずは、『火焔太鼓』。

商売下手な古道具屋が仕入れた古ぼけた太鼓が、思いがけない買い手がついてとんでもない値段で売れる、という噺です。

思いがけないことに出会った時の人間の驚き、心情が、これでもかと明快に表現されていて、うんうんとうなずける作品です。

しっかりものだけどちょっと怖い女房と、そんな女房に反発しつつも頭が上がらない旦那の掛け合いは、「いつの時代も旦那は女房に頭が上がらないんだな」と共感できるかも。

桂歌丸「火焔太鼓」<有頂天落語>

『子別れ (子は鎹) 』

【あらすじ】
腕は立つが酒に溺れてしまった大工、熊五郎。そんな彼の酒癖、暴力に耐えきれず、女房が一人息子を連れて出ていってしまう。
自らの行いを反省した熊五郎は、酒を絶って一生懸命働くことを決意する。
それから数年後、熊五郎は一人息子の亀と再会するが…。

次に紹介するのは、人情噺の傑作、『子別れ』。

子は鎹 古今亭文菊

酒に溺れた男の改心と、彼の一人息子の利発さ、そして健気さに泣けてきます。

不器用なんだけど、息子のことを心から思っている親父の姿、ぜひ味わっていただきたいです。

『文七元結』

【あらすじ】
左官の長兵衛は、大の博打好き。とうとう借金で首が回らなくなっていたところ、なんと娘のお久が自ら吉原に身を売り、50両の大金を工面する。来年の大晦日までに借金を返さないと、娘は店に出されてしまう。
そんな50両を懐に、長兵衛が家へ帰ろうとすると、吾妻橋の欄干から身を投げようとしている若者がいて…。

次に紹介する『文七元結』も、人情噺の大作です。

自らを犠牲に家族を救おうとするお久。その姿に感動し、なんとかして長兵衛を立ち直らせようとする遊郭の女将。

人間の健気さ、ひたむきさ、優しさ、厳しさが色濃く表現されています。

おすすめはなんと言っても、遊郭の女将が長兵衛を叱りつける場面。

柳家喬太郎 文七元結

『死神』

【あらすじ】
金がなくてにっちもさっちもいかなくなった男に、突然死神が声をかけてきて、「医者にならないか」と誘う。
病人を直すための魔法の呪文を死神から教わった男は、早速医者稼業をはじめるが…。

死神』も有名な作品の一つです。

死神を消す魔法の呪文や、最後のオチの構成など、演者さんによってバリエーションがあるので、その違いを楽しむのも一興だと思います。

【死神】 柳家喬太郎(令和元年版)

『井戸の茶碗』

【あらすじ】
曲がったことが大嫌いの正直者の屑屋、清兵衛さん。ある時浪人の千代田氏から、仏像を100文で買い受ける。仏像は、細川藩の若侍・高木に200文で買われるが、その仏像の中から50両という大金がでてきて…。

次に紹介する『井戸の茶碗』は、登場人物の不器用だけれども真面目で誠実な生き様が生き生きと描写されている快作です。

最後にすがすがしい気持ちになれる、そんな作品だと思います。

柳家喬太郎 井戸の茶碗

『芝浜』

【あらすじ】
腕は良いが、酒を飲んでばかりで仕事にちっとも行かない酒屋の男。女房に促されて渋々芝の魚河岸に行くと、海岸で古い革財布を拾う。中には42両の大金。
「これで仕事をしないで一生遊んで暮らせる」とほくそ笑む男だが…。

最後にご紹介するのが、人情噺の大作『芝浜』。

夫のために、あえて嘘をついて騙す女房の愛情と、それに気づいて改心し、酒を絶って懸命に働く男。

夫婦愛にほろっと涙すること間違いなしです。

六代目三遊亭円楽 芝浜

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した噺は、どの話も気軽に聴くことができて、それでいて落語らしい醍醐味を味わうことのできる名作ばかり。

ぜひ一度聴いてみてほしいと思います。

そして、同じ噺でも、噺家さんによって細かいアレンジや違いがあるので、ぜひいろんな噺家さんの噺を聴いてみてください!

くま
くま

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

モルくん
モルくん

ばいば〜い!

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